ユキと暮らすようになってから、犬は意外と「前足」を使うことに気がついた。
ガムを食べるときも意外と「カッチリ」前足で挟んで固定するし、自分に転がってきたオモチャなんかも前足で器用に止めてしまう。
前に実家にいた犬(ゴロー:秋田犬雑種)はこんなに使っていただろうか。
歩き方(←普通に歩いていても「忍び足」的)もそうなのだが…、前足のことも含め、ユキを見ていると少し「ネコ」っぽい感じがする。
動きが柔らかいというか、野性的というか。
よく見るレトリバーなんかの洋犬と比較してのことではあるが。
そして、これもネコっぽいと感じることの一つなのだが、ユキは前足の第一指(親指)を結構多用する。
主に遊び時に飛び掛ってくるときなど、親指を立ててしっかり両足でつかもうとする。
前足のおまけのようにしか見えない親指だが…立てられるとかなり痛い。ジャージ程度の生地なら軽くミミズ腫れしてしまうほどだ。
最初は偶然付いたものだと思っていたのだが、それにしては傷が深いし…と、注意して見てみると意識して立てているらしいことが判った。
いや、「ネコ」は例えにだしただけで、ネコとの関係を云々するつもりではない。
ただ、この前足の使い方の「上手さ」がすごく印象的で、犬にとっての「足」がネコ科動物と違い、「走るためだけのもの」と思い込んでいた私には結構衝撃的だったのだ。
「意外と器用やぞ。これは狩りのため行動か?」と。
そしてそれは、狩猟本能を濃く残す「日本犬」のような犬種に特有のものなのかな?と。
ま…、この予想は主に、自分で飼育したたった2個体の観察結果から得られたものでしかないのだが(笑
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