9時頃から雄島へ。http://blogs.yahoo.co.jp/gakugaku0225/32822442.html
ここは越前加賀国定公園の特別保護地区である。
島の柱状節理とヤブニッケイの純林が残されていることで有名な景勝地だ。
島へは200mほどの赤い橋をを渡って行くが、いきなりウミウとヒメウがお出迎えしてくれた。
冬季に多く見られるウミウはともかく、この時期にヒメウに出会えるとは。
島内は時間が遅かったからか、小鳥類はすでになりをひそめつつあったが、沖合い1kmほどのところにはオオミズナギドリの大群が採餌しているようだった。
数を数えてみたところ…ザックリとではあるが3000~4000羽。なかなか壮観である。
オオミズナギドリは、4月頃に遥か沖合いで確認をしたことがある(といっても確実にオオミズナギドリと同定できたわけではない)が、これほど近く、そしてこれほど大群で見たのは初めてだった。
いずれにしても、たっぷりと栄養をつけて繁殖地に戻って欲しい。
この時期の雄島では、これまではいつもツグミ類を多く確認できていたのだが…、対岸の安島に反してツグミ類が非常に少ない印象だった。マミチャジナイやマミジロを期待していたのだが…少し期待はずれだった。
島からは、まだ渡っていこうとするヒヨドリの群れがいくつもあった。
が、何の理由からかいずれも島に戻ってきた。あるいは同じ群れだったのだろうか。
人の感覚では、渡るにはそれほど悪い条件ではないように思ったのだけれど…。
以下、今回確認できた鳥類
センダイムシクイ、アカハラ、コマドリ、コルリ、ウグイス、エゾムシクイ、メジロ、ヤマガラ、サンショウクイ、ホオジロ、ヒヨドリ、シメ、スズメ、カワラヒワ、ハシブトガラス、アオジ、ハシボソガラス、アオサギ、トビ、キジ、イワツバメ、キビタキ、ツグミ、シジュウカラ、フクロウ、クロツグミ、コゲラ、シロハラ、ビンズイ、ツバメ、コサメビタキ、オオルリ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、ハヤブサ、オオミズナギドリ(出現順)
追記。
帰りの九頭竜川近くの荒地では、コチドリのペアが見られ、繁殖を開始しているようだった。
オスと思われる個体がフライングディスプレイし、巣となる窪みを作っているようで、足でしきりに砂を掻き出していた。
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