今日は新潟県某所でお仕事。上越の方だ。
それほど厳しくはない山間部で、人手も多く入り、植林も多くて原生林満喫!というわけにはいかないが、意外なほど鳥が多い。
朝からウグイスやホオジロを始め、クロツグミ、アカショウビン、ノジコ、サンコウチョウ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ヒガラ、コガラなどなどの囀りを楽しむことができた。
その中でも驚いたのはノジコ。
このなんでもない山の中で、電線に止まり複数個体が囀っていた。
知人から「新潟では繁殖期に普通の山で普通に囀ってるよ」とは聞いていたけど…、こんなにあっさり出会えるとは。
福井でも繁殖期にノジコの観察例はあるが、いずれも山中の湿地だ。
また、秋の渡りで中継地として主に利用していると思われるのも湿地である。
なので、私の中ではノジコと湿地(湿原)は切り離せないのだが、ここは少々赴きが違っていた。
が。
ちょっと待てよ。
ここもよく見たら決して広い範囲ではないが、斜度の緩やかな斜面が段々になっており(廃棄耕地か)、そこにヨシやオギ、ヤナギ類が繁茂している。
ここも湿地でないわけでもないか…?
やはりノジコはこういう環境を好むのだろうか。
ただ、地域?によっては立派な森林で繁殖しているという話しもあり、湿地で…云々は私の勝手な思い込み、認識不足なだけかもしれない。
実際のところどうなんだろう。確認のためにも、また新たな場所での出会いに期待したい。
(↑っていうか、その前に文献調べろよ!)