生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

マタタビ



自分のフィールドである福井県大野市の「平家平」に久しぶりに訪れてみると、まだ熟してはいないが「マタタビ」がたわわに実っていた。

数年前にもマタタビ豊作の年(確か、前のクマの大出没があった年かその前の年)があって、クマの研究者に一度お尋ねしたところ、ツキノワグママタタビは結構好きなのだそう。
今年はたらふく食べられるのかな?

私は植物のことは特に調べてはいない(というかよく知らない)ので、ほんとに豊作なのかどうかは疑問があるところだが…、同じ場所を同じように見ていて、実をたくさん見る年と見ない年があるので、たくさん見る年はやはり豊作なのだろうと思う。


ところで、先日、大野の「七間朝市」にユキの散歩で訪れたところ、店頭に「マタタビ」を置く店がいくつかあった。
でも、こちらは「普通」の実ではなく、虫こぶができ、形がいびつになった実ばかり。
おそらく購入する方はお酒につけるのが目的なのだと思うが、滋養目的には虫こぶができた方が効き目があるのだそう。

マタタビの実は輪切りにすると、同じマタタビ科のキウィフルーツによく似ている。
が…、味はそれほどでもない。
だが、同じくマタタビ科の「サルナシ」はキウィフルーツにそっくりで、味もよく似てすごく美味。


※余談です
キウィフルーツは中国自生種の「シナサルナシ」が品種改良されたものだそう。(←図鑑の受け売り)
もともとかなり近縁なのでしょうね。
サルナシも当然クマが大好きなのだそうです。