八重山の地唄である「ゆんた」は、農作業を共同で行うことを意味する「結い」のときに歌う「唄」なので「結い唄」。それから訛って「ゆんた」となった説があるそうです。
ところで、この「結い」はこちら本土(←好きな表現じゃありませんが)でも使われていた(いる?)言葉のようですね。家にある国語辞典を調べたらちゃんと載っていました。
私にとってははほとんど初耳だったのですが、最近読んだ農業関係の本にも「結いしましょう」みたいな表現で載っていたので死語ではないようです。
いや…、私が都会育ちだから知らないだけかも。
使っている方がおられれば教えて下さい(汗
ところで、「ユンタ」が「結い」から来ているのであれば、有名な「安里屋ユンタ」の囃しことばの「サーユイユイ」のユイユイは「結い結い」なんでしょうかね?
もしそうなら、意味が分からず、外国語のように遠かった沖縄の言葉がすごく身近に感じます。
これからは囃しにも力が入ります(笑
ところでところで。
以上のようなことを勝手にのたまわっている私とはまったく関係はないのですが、19日に「結の唄ライブ」というのがあります。
西表島出身の「南ぬ風人まーちゃんうーぽー」という唄者さんが発起人です。
熱いです。
以下、そのまーちゃんのメルマガを(無断で)転載します。
大切な仲間たちへ
お願いがあります
ぼくに力を貸してください
『風人の祭2008・結の唄』を成功させたいです
協力よろしくお願いします
ぼくは
西表島の青い海を守りたい
世界を平和にしたい
その思いだけで13年間、唄い続けて来ました
そしたらたくさんの仲間が出来て、風人の祭を10年も続けることができました
ここまで支えてくれたみんなに深く感謝をしたい
本当にありがとう
ぼくのすべてを、命をかけて『結の唄』を成功させます
今、地球は砂漠化しています
でも、なにより
人の心のほうが砂漠化していませんか
ぼくは地球と人の心に雨を降らせたい
平和は誰かが創るもんじゃない
その手でつかんでいくものだ
風人の祭はみんなでつくるお祭り
すべてのカベを乗り越えて、祈り、唄い、踊り、笑うとき
人と自然、精霊の心には雨が降る
やがて、そこには緑と笑顔があふれだす
ぼくは世界中に希望の風を届けたい
みーはいゆー(ありがとう)
南ぬ風人まーちゃんうーぽー