生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

雪山の中のユキ

前回の記事の山行にはユキも一緒でした。

雪の積もった平家平…。
人の来る可能性は限りなく0に近いので、ユキはノーリード。

ま、人が全くいないと迷子になったとき困るんですが…、ユキの場合、人がいないと迷子になる確率が非常に低いので…(←人を見つけると嬉しくなってどこまでもついて行きます)。

(余談ですが、現在狩猟期なので山でむやみに犬を放すのは罠や誤射の危険があります。
今回の場所は県指定鳥獣保護区で猟師が来ることが無いところです。)


ということで、ユキを放したまんまで山を登ります。
朝のうち、雪はまだ硬くて締まっていますが、それでも人が歩くと雪中に沈みます(北陸では「ごぼる」とか「がぼる」といいます)。
なのにユキはそんなこともなくスタスタ。四足ってやっぱり凄いですね。

前回にも書いたとおり、山の中は獣の足跡が多くてユキは大興奮でした。

いろいろな足跡がありましたが、これはイノシシ。
雪が深くてもまだイノシシはいるんですね。


いたるところで獣の臭いがするのか、あちこちで臭跡を追っていました。
積雪には臭いが残りやすいようです。




雪山を歩いて疲れてるのに、痕跡が多いからかユキはご機嫌でした。いつになく愛想もいい。
じゃれてくれるのはいいですが、斜面なので滑って落ちて行きます(笑


長時間歩かないといけないのに、ユキの水を持って行くのを忘れてしまいました。
でも紀州犬は逞しいです。雪を舐めて喉の渇きを癒してました。



紀州犬というか、猟犬は面白いですね。
登り始めは雪も少なく獣の痕跡も多く、ハイテンションで登っていったのですが…。
標高が高くなるに連れて雪も深くなり、痕跡も少なくなって、明らかに疲れが出てました。
「もう登るの嫌~」と、見るからに不機嫌。

なのに山を下って行って再び痕跡が出始めると、また復活。
ユキはメチャメチャ元気になりました。
私は歩く時間に比例して、疲れが溜まって、車に着く頃はヘトヘトだったというのに…。

猟はしなくても、日本犬との山歩きは楽しいですね!







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