生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

「三本接ぎ」ジャンク三線

またもやヤフオク三線を購入してしまいました。
三線仲間からは「そんなに三線買ってどうすんの?」という声がきこえてきそうやけど、それはとりあえず置いといて。
 
この三線、オークションの写真を見たところ、棹が三線としては珍しく本土の三味線のように三本接ぎ。
そして棹が高級材の黒木のように見えたので・・・つい触手が動いてしまいました
 
部品(カラクイ一本と馬)が足りないのでジャンク扱いでの出品でしたが。
 
これ↓が届いた三線

 
思ったとおり棹材は黒木でした。
まぁ、ジャンクだし、出品者のお爺さんが使用していたとのことなんで、古いことは覚悟していましたが・・・。
 

 
塗りがめっちゃ剥がれてるや~ん!
それに。
 

 
接ぎ部折れとるし!
 
全然接続できません(涙)
 
なんぼジャンクでもこういうの説明に書いとかなあかんのちゃうの?
 
宅急便に出品者の電話番号があったので、「電話で文句言うたろか!」とも思いましたが・・・。
それも面倒やし、ちょっと気持ちを抑えて修理することに。
 
 
折れてる接ぎは一箇所だけなので、とりあえずもう一本とくっつけて棹は「二本接ぎ」に。
塗りの状態がひどいけど、上から塗り足すわけにもいかないので、これは全剥がしに。
 
ちょっと重労働やけど、黒木は塗りを剥がすと木目が出て渋いのだ。
 
それにしても、なんやなぁ・・・。
この三線、弾き主おらんでかなりぞんざいに扱われていた様子。
材も良いし、三本接ぎなんて結構こだわりの三線やと思うけど。
ともかく、ちゃんと弾けるようにはしてあげよう!
 
修理の結果はまた次回に。