三国辺りの海岸近くの緑地は、春の渡りでは特に、山地で見るより多くの種の野鳥が観察できるように思う。
ここのジョウビタキ、密度が高いからそう感じるのか、あるいは渡りに向けて採餌も夢中になっているのか、どうも警戒心が薄いようで、近くでカメラを構えてもあまり逃げようとしなかった。
時間が遅いこともあって、種数としてはそれほど多くは確認できなかった。
それはそうと、ここで出会ったウォッチャーさんのお話によると、昨日はヤツガシラガいたらしい。
海浜公園をぶらぶらしたあとは海岸へ。
この日は大群には出会うことが出来なかったが、久しぶりにシノリガモに会うことが出来た。
3羽が岩礁の陰に見え隠れしながら採食。
風も強く、雄成鳥と思われる1羽以外は詳しくは見られなかった。
あとの2羽は雄の若鳥だろうか。
シノリガモを楽しんだあとは雄島(おしま)へ。
雄島は昔ながらの森林が残されており、福井では数少ない照葉樹林が楽しめる場所だ。