生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

大島保克島唄会2010年春

4月24日
 
大阪の「山本能楽堂 http://www.noh-theater.com/」にて大島保克さんの唄を楽しんで来ました。
この「山本能楽堂」は大阪の市街地の真ん中に佇む能舞台の施設で、国の登録有形文化財に指定されているのだそう。
 

 
この唄会は去年から開催されていて、今年で2年目。今年のゲストは南大東島から「内里美香」さんでした。
バナナホールがなくなり、大島さんの唄を聴く機会が減っていたので・・・、この唄会が春の恒例になってくれるとすごくありがたい!
 
 
ステージはさすがは能舞台
電気的な音響は一切無し。
生声生三線のみです。渋すぎます。
 
前半(第一部)は、ながなん節から始まり、みなとーまやまんがにすざ節、月ぬまぴろーま節など八重山の民謡中心、15分の休憩をはさみ、後半(第二部)は内里美香さんと遊びしょんかねーや国頭サバクイ、ナークニー~カイサレーなど本島の唄中心の構成でした。
もちろん、お互いオリジナルの曲も唄われました。
 
第一部の「まんがにすざ節」では客席から囃しが入り、大島さんも「(自分が初めて大阪の琉球フェスティバルに出演した)15年前にはこんな渋い民謡に囃しが入るなんて考えられなかった」と感慨深げでした(笑)
でも、これって、一時沖縄の唄がブームになったこともあるけれど、やはり大島さんが長く関西で唄い続けてくれていることが大きく影響していると思います。
これからも、いい唄を唄い続けていってください!
 
内里美香さんは久しぶりに生の唄声を聴きましたが、相変わらずの艶のあるいい声。
この年代の唄者さんでは一番いいかな~なんてGAKU的には思っています。
 
仕事が忙しい中、ちょっと無理して聴きに行ったのですが、それでも満足のいく内容でした。
 
来年もやるんでしょうね?
楽しみにしています!