12月20日
しばらくHPの方を見ていなかったのですが、いつの間にかお店を移転されていて、ライブ居酒屋が併設されておりました。
HPには三線の材質や形状の種類やそれによる音の違い、あるいは皮張りの違いなどを詳しくかつ初心者でも解り易いように解説してくれています。
今回の目的はただ単にお店の雰囲気を見てみたかったことともう一つ、自分の三線の「部当て」の調整をしてもらいたいことでした。
「部当て」とは、簡単に言えば三線の棹と胴と弦のバランスの調整です。
これが悪いとビビり音が出たり、弾き難かったりします(詳しくは和於屋さんのHPを参照してください)。
私の今使っている三線は三本あるのですが http://blogs.yahoo.co.jp/gakugaku0225/51414832.html そのうちの一本が自分で胴と棹をくっつけたため、どうもバランスが悪い。
それでも音は悪くないんですけどね・・・。
若干の弾き心地の悪さもあり、どうせなら専門家に見てもらった方がいいかな、と思ったりしていたのでした。
で、店内に入ると三線がズラリ。
目ん玉が飛び出そうな値段の三線もありました。
今回は持込の三線にも関わらず、店長さんが親切に対応してくれました。
この三線、棹と胴の角度が悪く(逆「への字」に角度がついている)、「弦が棹から高い位置にありすぎる」ということでした。
最初は修繕担当の番頭さんが留守だったため、店長さんが調整してくれていましたが・・・。
やっぱり最後の仕上げは番頭さんへタッチ。
胴の棹の差込口を削り、何度も胴から棹を抜いたり挿したりでようやく仕上がりました。
仕上がり後の調子は・・・。
弦があるべき高さに戻ったので、もちろん弾きやすくはなりました。
そして、ぼんやりしていた音が引き締まり、響きも良くなったような気がします。
部当てでこんなに変わるのか?
気のせいかな?
なんて思ったりしますが、帰宅後曲を弾いてみてもやっぱり同じ感想。
部当てで音って変わるんですよ。
もし手元の三線で音が「ビビった」り「こもった」りしてたら、「部当て」の不具合を疑ってみてください。
和於屋さんでは部当て調整は1500円でしてくれるそうです。
とは言え・・・。
しっかりした三線屋さんで購入すれば、通常は部当てはきちんとされているんですけどね。
和於屋様
今回は親切かつ丁寧な対応ありがとうございました。
お気に入りの三線なのでほんとに嬉しく思っています。
次回は是非居酒屋の方にお邪魔したいな~なんて思っています(^-^)