わたくし、普段NHKは見ないのですが、実家でこの放送を偶然見かけて愕然としましたわ…。
外国人観光客誘致について日本と同じく誘致に力を入れだした韓国を比較しているのですが。
なんか、「日本全然ダメやん…。韓国いい!」みたいな話になっている。
まぁね。
韓国は外国人観光客が年間1000万人超えたとかで。
がんばっている韓国をその方面で褒めるのはいいんですよ(個人的には手放しで褒めるのには抵抗ありますが)。
けど、なぜ日本のことをそこまで落とす必要があるんかいな?と甚だ疑問を感じました。
例えば、番組内であげられていた日本の観光客数6百数十万人。
これ、2011年の数字です。震災の年ですよ!
こんな数字使てどないすんねん…。
前後は800万人超えてます。→日本政府観光局(JNTO) http://www.jnto.go.jp/jpn/index.html
2012年の数字が出ていないのならともかく、出ているのになぜ直近の数字を使わない?
なんか嫌な作為を感じました。
ビザにしたって…。
どこもかしこも不要にしたら、不法に働こうとする人たち、犯罪目的の人たちもいっぱい入って来る可能性高なるやん~っ!
観光客への対応にしたって、海外の反応まとめサイト等を見たら、欧米や中国や韓国の人だって日本人の親切さに感激してくれています。決して悪いとばかりは言えません。
治安の良さや清潔さにも高評価。
治安とか、ビザの話と直結しますから。
治安が良いのが売りの日本でビザ解放して、治安が悪化したらそれこそ本末転倒。
この番組はそこんとこ全然触れずに日本を下げて韓国ばっかり上げている。
すっごい違和感ありました。
日本には、海外からの観光客の方に対して改善しないといけないところは数多く有ると思います。
でも数字だけ見たら、2003年から始まった「ビジットジャパンキャンペーン」以後、着実に外国人観光客は増えています。
円高の中、なかなかがんばってるんじゃないかと私は思うのですが。
謙虚に問題点挙げるのはいいですよ。
でも、褒めるところは褒めましょうよ。
上記リンクのサイトにもNHKの嫌な疑惑がいろいろ書かれており。
私はすべてを信じているわけではないのですが、こういうあざと~い感じの番組を放送されたら疑わずにはおられなくなりますね…。
震災以降の原発関係に引き続き。
昨年夏からは特亜関係の報道にも日本のマスコミにはがっくり来ております…。
おまけ:
「旅行市場の現状と日本政府観光局の取り組み」
これ見ると、2010年時点では「国際観光収入」では韓国をだいぶ上回ってますね。
人数だけ比較しててもダメですよね。
あの番組。全然「深読み」違うやん(笑)