生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

思いがけずキバシリ

今日は寒かった。

朝、上半原(大野市 旧和泉村)に着いたときは谷の落差のあるところは半ば凍っていて、いくつも氷柱にができていました。



まあ、綺麗んですけどね。
なんせ寒い。

で、そのせいなのかどうなのか、あまり鳥の声もせず静かだったんですが、その中でなんだか聞き慣れたような慣れないような鳥の囀り有り。

ミゾサザイの囀りをシンプルにして短くしたような感じ。

あれれ?これキバシリやない??


幸いiPhoneに音源が入っていたので、本物を聴きつつ確認。

間違いないっすわ~。
福井では(自身の)初確認や~ん!


いやぁでもね。
この鳥って声が聞こえててもなかなか姿を現してくれんし、姿見えてもチョロチョロと動き回ってすぐ見えなくなるし。

姿を見るのは難しいかな~と思っていたのですが。

なんの。

この個体はせわしなく動き回りつつも、バッチリ姿を現してくれました。

ならば。

キバシリって一度見つけると、同じような場所にずっと居続ける印象があるので…。
慌てて車までカメラを取りに。

積雪60cm。往復30分。

汗かいた。


けど、苦労の甲斐あって、無事撮影成功しました。

こんなにじっくり姿を観察できたのは初めてでした。





樹皮にピントが合ってしまって、少しボケていますが・・・。
大雨覆、初列雨覆の模様が渋い。



それにしても、もの凄く判りにくいカモフラージュ模様ですよね。

キバシリは「木走り」。
ゴジュウカラのように下を向いたままの移動こそ出来ませんが、名の通り木に垂直にすばしっこく動き回ります。

地鳴きは「シリ」とか「チリ」。


一緒に来ていたユキはこの通り。

「なにやってんだか」とか思ってたんでしょうかね(笑)