生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

やっぱりむれてます。

10月15日に福井に帰って来たのですが…。

やっぱり平地にいます。アトリの群れ。



家の近所(福井市美山町)の刈り田で採餌していました。

しかもそこそこの群れサイズ。


昨日今日(19~20日)は平家平にいたのですが、ここでもやっぱり。

大きい群れは見なかったのですが、しょっちゅう上空から声が聞こえてくるし、車で林道を走るとあちこちで採餌していました。

標識調査してみても、捕まるんですよねぇ。

渡来数が少ない年は、群れが確認できていても捕獲はさっぱり…なんてシーズンもあるのですが、今回はやたらカスミ網に掛かります。

しかも例年なら「群れが入って一時期に大量に捕獲」なのですが、今回は「見回りに行く度に少数捕獲」でした。

時期的にもアトリが捕獲されるにはちょっと早いし、掛かり方も変だし、なんか妙です。


早いと言えば、ルリビタキも何羽か放鳥しました。

掛かり方が渡って来始め…っていう感じではなく、もうある程度まとまって来ている感じ。

一週間から十日は早いです。


なんだかやっぱりちょっと変な感じ。





以下、アトリの写真を何点か。
標識調査での写真なので、手に持っています。気分が悪くなりそうな方はスルーしてくださいね。
[バンダーライセンスおよび鳥獣捕獲許可証を所持して捕獲しています]


オス成鳥。今年生まれの若鳥(第一回冬羽)も見た目はほとんど同じです。
メスは小雨覆に黒の縞模様が有ります。


上の個体の翼↑
オス若鳥の翼↓

成鳥と違い、大雨覆の外側3枚に幼羽が残っています。初列雨覆も幼羽です。

尾羽

オス成鳥↑
オス若鳥↓

尾羽の先の尖り具合、角度(若鳥の方が鋭角)が違います。若鳥のは幼羽です。


一応、識別は可能なんですよね~。
目視のときはそこまで見ないけど。

メスは撮影し忘れました💦
のでまた機会があれば。



平家平 標高1200m付近のブナの純林