大野市の福井県自然保護センターでは、12月から小鳥への餌台を設置して一般のお客さんに室内から観察できるようセンター内の学習室を開放しています。http://www.fncc.jp/notice/5509.html
が・・・・・・。
鳥が来ません。
ワタクシが野鳥解説担当の(1月10日の10時から)5時間、ほぼ窓の外を見て鳥の姿を探しましたが、ほとんどなし。
しかも遠い。
人間のお客さんは比較的来てくれたんですけどねえ・・・。
ほとんどの方が鳥の姿を見ずに帰られました。
たまにコゲラが牛脂を食べにやって来てくれて。
このときばかりは室内は大騒ぎになりました(笑)
しかしなんなんでしょうかね。この鳥のいなさ加減。
いろいろな地域からも今シーズンは鳥が少ないとの情報もありますけれども、ここの餌台にこんなに飛来が少ないのは初めてじゃないかなぁ。
ちなみに以下、過去LOGです。
2007年 http://blogs.yahoo.co.jp/gakugaku0225/27900854.html http://blogs.yahoo.co.jp/gakugaku0225/27120294.html
抜けてる年もありますが、大体はそこそこ飛来してます。
一回だけほんとに少ない年が有りましたが、それが抜けてる2010年だったかも。それでもヤマガラは来てました。
去年のはさぼりです(笑)写真は撮ってあります。
要因としてはなにが考えられるかなあ。
ぱっと思いつくままに羅列すると。
〇この異常な暖冬(冬鳥が北に留まったまま)
〇暖冬も関係するけど降雪積雪が異常に少ない
〇秋に果実や種子のなりが良かった(可能性)
〇夏に小鳥の繁殖率が悪かった(可能性)
〇餌昆虫等の発生が多かった、もしくは活動期間が長かった(可能性)
ぐらいでしょうか。
上記みたいなことが複合的に重なっているような。
つまり、食べ物が例年より多いのにそれを食べる小鳥が少なくて、そのうえ雪が少なくて餌台以外でも餌が採りやすい状態にあるのかな、と。
ま、これから増えるかもしれないですしね。
もうちょい観察続けましょ。
てなこと言ってる間に春が来そうやけど・・・。
で、あまりの鳥の来なささが気になって、仕事終わりにセンター向かいの神明山に登ってみたのですが・・・。
いてるやん!鳥。
あいにく雨(みぞれ)だったんで一眼は持っていかず鳥の写真は撮れなかったんですが。
この写真の中にエナガが10羽以上採餌しています。
ヤマガラが声も聞けなかったのがちょっと意外でしたが、鳥はある程度いるんですよね。
なんで餌台に行かんねやろ。
自然なメシがあるならそちらの方が魅力的なのは分かるんですけどね~。
ぁ。
余談ですが、ここの餌台のヒマワリの種は阪谷のなんですね。
夏に見られる阪谷のヒマワリ畑は綺麗ですよ。