生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

早くもエンベリ祭りや~

先日の記事 http://blogs.yahoo.co.jp/gakugaku0225/57488557.html の続きです。

10月19日、5日目の標識調査終了。

ノジコの総放鳥数は100羽を越えました。
三桁行ったからまずまずの成果ではないでしょうか。
少なくとも、それほど広くない湿地の中をかなりの数のノジコが渡り時に利用していることが示唆されました。

これからノジコの渡りは終息していくと思われます。

それに代わるように、本日カシラダカアオジがドサッとやって来て網に入りました。

渡りの第一陣でしょうかね(ま、それまでもポツポツとはいたと思うのですが。大きな集団でということです)。


午前9時頃、朝の賑わいが去ったのちに一旦湿地が鎮まり返り「今日はこれでおしまいか??」と思った刹那に訪れた再賑わいだったので、ちょっとびっくりしましたわ。

この渡りの種の主が入れ代わる瞬間に立ち会えるのって、言いようのない感動があるんですよね。

「去って行ってもうたんか~」という寂しさと「うわっ、来よった!」という興奮を同時に味わえて(って、言うとるやん!)


波はあると思いますが、これからどんどんカシラダカアオジが当地を訪れると思われます。

それも確かめたかったけど…。今年はちょっと時間的に無理やなあ。


てなことで、19日は一年中見られるであろうホオジロと、イマイチ渡りのピークが判らないミヤマホオジロとを合わせ、計5種のホオジロ属(Emberiza)を放鳥できたのでした。


カシラダカ♂1st Winter


ホオジロ♂1st Winter


アオジ♂1st Winter


ノジコ♂Ad.

ミヤマホオジロは写真忘れ



いやいや…。

湿地内に入ると、5種の地鳴きが入り乱れてどれが誰なんか判りませんでしたわ(笑)

いやいや、満腹