先日UPした平家平の記事の続きなのですが、今回はその時の野鳥情報を。
まあ…また標識調査中心の話になってしまうのですが💦
トピックはソウシチョウ放鳥。
10月31日に6羽放鳥したのですけれどもね。
「特定外来生物」
種によっては積極的に駆除されていますから。
野鳥の場合は、少なくとも標識調査で捕獲された個体は特定外来種でも足環を付けたのち放鳥しています。
ソウシチョウについては今年の8月に当地でさえずりを聞いたので、「まずいな」とは思っていたんですよね。
それが秋に6羽も放鳥とは・・・。
ただ、平家平では2006年の10月29日にも2羽放鳥(たぶん福井県初記録)しており、この時期は分散で移動するのが特に盛んな時期なんじゃないかという気がします。定着ではなく移動中の群れを確認したという推測なんですけどね。
2006年には同時期に京都府の芦生でも標識放鳥されています。
10月31日ですが、カヤクグリを放鳥し、ウソの鳴き声も確認しました。
例年より少し早いかな。
けど、いつもその時期に同時に来るルリビタキの渡りの波は来ず。
全体的に盛り上がりの少ない調査に終わりました。
しかしあれですね。
マヒワやアトリの群れは上空をにぎやかに飛び回っているのにイスカの声はまったくなし。
同じ渡りのルートでも海沿いの越前町とはやはり違います。