生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

本当に減っているのか紀州犬

『<紀州犬>頭数激減 普及に向け地元保存会も準備』 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180916-00000018-mai-soci

ーー以下、本文より抜粋ーー
熊野地方発祥とされる国天然記念物「紀州犬」。小さくて飼いやすい洋犬人気の高まりなどのあおりを受け、頭数は激減している。地元で親しまれてきた犬を後世に受け継ごうと、和歌山公園動物園では7月から2頭の紀州犬が初めて飼育され、地元保存会もさらなる普及に向けて準備を進めている。【後藤奈緒

 紀州犬は元々狩猟用に飼われていた中型犬で、愛玩用としても広まった。ピンと伸びた三角形の耳にハマグリ形の黒い瞳を持つ精悍(せいかん)な表情が特徴。体毛は白色がメインで、飼い主への忠誠心があついとされる。甲斐犬に次ぎ、1934(昭和9)年、国天然記念物に指定された。

 日本犬保存会(東京都)によると、同会が発行した紀州犬の血統書は、98年が全国で1450頭だったが、昨年は372頭にとどまった。県内に限った頭数は把握されていない。同会の担当者は「そもそも日本犬は洋犬に比べて比較的大型の犬種が多い」と指摘。紀州犬に詳しい別の関係者は「高齢化や核家族化が進む中、飼育しづらいとして敬遠されているのではないか」と話している。

 県内では愛好家らが65年、天然記念物紀州犬保存会(和歌山市)を設立し、展覧会開催や犬の訓練を通じて種の保存に取り組んできた。ここ2、3年は会員の高齢化などに伴い、ほぼ休眠状態となっている。
ーー抜粋ここまで。全文はリンクにて--



うーん。

ワタクシも含め、根強い紀州犬ファンは一定数いて無くならないとは思うんですけどね。

今も続いてる携帯電話会社の北海道犬起用、ロシア大統領やロシア人金メダリストフィギュアスケーターへの秋田犬プレゼント、あるいは海外での柴犬人気などなど、日本犬の認知度は高まっているように思うのですがねー。

上記記事では言及していませんが、中大型日本犬全体だとどうなんやろう?
北海道犬や秋田犬との日本犬のパイの奪い合いに紀州犬は最近は負けているとかではないのかな。


確かに。人懐っこく選択育種されて来た多くの洋犬に比べると、日本犬は初心者には扱いづらい犬種ではあると思うのです。

だからですね。

多少飼育頭数が減ることよりも、変なブームが来て一気に頭数が増えることの方を危惧しますよ。

普及活動は頑張ってほしい部分はありますけれど。

気楽に飼って欲しくはないなあ、と。


ま、これは犬全体にも言えることなのですが。


ぁ。そういえば、福井で店頭販売しないショップが出て来たとのニュースを休養中に見ましたわ。

次の記事で書けるかな。



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