野鳥の渡りの季節です。
先月末あたりから家の近所をノビタキが飛び回りだしていたので、なんとなくソワソワとはしていたんですけどね。
昨日、畑作業していたら、一声だけですがノジコの声がしたような気がして、(初認時期ではありますが)ちょっと早いかなとは思いつつ本日バンディングに踏み切ってみました。
調査地であるここ↑は福井市美山地域の某谷の休耕田なのですが、昨年は1羽だけですがノジコの放鳥記録があります。
今年もここで調査。
なのですが。
夜明けからも鳥の声はなくシーンと静まりかえる谷・・・。
9時になってもイレギュラー的に網に入ったキビタキ1羽のみの放鳥で、天気も下り坂だしカスミ網を畳んで調査修了しようと思ったその矢先!
涌いた(実際は舞い降りたのですが)かのようにあちこちからノジコの声。
1時間調査延長した結果、2羽放鳥できましたよ。
たった2羽なんですけどね。先発隊の確認としてはまずますでしょう。
雰囲気としては最盛期にはそれなりの数が来そう。
もしまとまった数が確認できれば、福井県内では4カ所目の渡り中継地の確認となります。
が。
ここにいるのなら同じ様な環境ならどこにでもいそうな気はするんだよなあ。
まあ、客観的にはアオジなんかと比べると絶対数がかなり少ないとされているので、あちこちに大量渡来地があるとは思えないのですけれど。
今シーズンはノジコの時期にあと何日か調査出来る予定。
どの様な結果になるか楽しみではあります。