誰もが弱い「子犬のような目」 人との交流で進化 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト
〈一部引用〉
イヌが眉頭を上げてみせる表情は「子犬のような目」と形容される。無垢で悲しげに見えるその顔を見れば、クールな人でも心を揺さぶられるだろう。
そんな風に見えるのは偶然ではないことが、新たな研究でわかった。この研究によれば、長い時間をかけてイヌが家畜化する間に、人間に伝わる表情ができるよう、イヌの目の周りの構造が進化したというのだ。
なるほどねえ。
比較的原始的な形態を持つ和犬はハスキーと同じくあまり発達していないのかな?
和犬が野生的に見える理由がこれだったり。
和犬よりは洋犬の方が人っぽい表情しますよね。ラブラドールしかりビーグルしかりミニチュアダックスしかり。
とは言えやはりそこは犬。和犬も人っぽい表情にはなりますよ。
こういうとき、三角目の紀州の目が丸く見えたりします。
同じ「見つめる」でも獲物を見つめるときの表情とは別の犬かと思うくらい目つきが違いますよねー。
この目に負けておやついっぱいあげてしまうんやね。ご老人とか特に。そんで体がブクブクと…。
それはともかく。
ゲノム解析ではイヌとオオカミは遺伝子的には同様なのだそうですよ。
でも、ここで上げたような人為以前の形態的差異があったり野生化したときの生態も少し違ったりと明らかな違いがあるんですよね。
通説ではヒトとイヌが出会ったのは約2万年前になっているみたいですが、ムツゴロウこと畑正憲さんは10万年以上前じゃないかと述べられています。犬はオオカミの家畜化ではないとも。
もっとも身近な動物でありながらその先祖すらはっきり判っていない犬ってやっぱり面白いっすわ。
この本↓講演を文字に起こして加筆したものみたいですが、ムツさんの犬のルーツに関する持論が語られていて面白いですよ。
絶版で古本にプレミアついてますが。
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