先日の平家平へはルウも同伴しました。
というか、ルウを山で遊ばせる方が主目的だったかもしれません。
ワタクシ、過去記事にもあるように5月に足を負傷しましてしばらく自由に歩けませんでした。その上、田んぼに畑に仕事にしんちゃんのお世話と忙しいことこの上なく、この間ルウの散歩が疎かになってたんですよね💦
ユキもそうでしたが、ルウはなにより散歩が大好き。1ヶ月半ほど、毎日ちょびっとの散歩でよく我慢してくれました。ストレス溜まったと思います。
平日の平家平は人の来訪すらないこともあり、犬はまず来ません。ノーリードで思いっきり遊んでもらいましたよ。
滞在は2時間ぐらいだったかな。
よほど嬉しかったのか、ほぼ止まらず動きっぱなしでしたわ(笑)
ときおり呼び戻すと小休止。
そんでまた出かけての繰り返し。息を切らせて帰って来て疲れてるのかと思いきや、犬ってそんなわけでもないんですね。
和犬は野山を駆け回る姿がたまらなく美しいです。
ところでルウさん。
初発情期を迎える10ヶ月齢までは他犬と喧嘩も吠え合うこともなく仲良く遊べていたのですが、それ以後は過剰に反応するようになって他犬との接触が難しくなった旨過去記事にもしました。紀州犬ルウのこのごろ - 生きものがく房《のにある》@越前美山
2歳に近づいた最近も他犬への過剰反応は治まる様子がなかったため、ルウに他犬との出会いを増やそうと、少し前から近所(といっても田舎なので広範囲ですが)でお散歩ワンちゃんに出会える場所、時間を探っています(なかなか無いのですが)。
で、☟右上のサロンのようなところがあれば、お声かけして周りをウロウロしたりしています。
これでちょっとは馴れてくれればなあ、と。
近付き過ぎるとこんな感じ↑でガウガウやります。
でも時間が経てば右手のベンチのところまでは行けたんですよ。それだけでも進歩。
そんなこんなもあり、ルウの他個体への反応について判ってきたこと。
1.老犬には寛容。仲良くならなくても吠えかかることも少ない。
2.オス犬には寛容。でも仲良くなれない個体もいる。
3.メス犬には不寛容。でも仲良くなれる個体もいる。
4.若犬には不寛容。でも仲良くなれる個体もいる。
5.吠えかかる個体。間違いなく吠えかえし、険悪になる。
これまで、近づいたときにやたら興奮してるなと思ったら大概は若い個体でした。
この過剰反応については先代ユキと違い過ぎて戸惑い、昨年中に以前からブログで親交のあった「タローの主」さんにも相談したりしています。曰く「時間はかかるけど成犬でも社会化は可能です」。
ルウの場合、社会化はある程度できていますが他個体との接触の経験が極端に少ない。コミュニケーションを取りたくて近づくけど、近づいたら怖い。特に目が合った(睨まれたと感じる?)りしたらつい吠え掛かってしまう。つまり、大人のコミュニケーションの取り方がよく分かっていない…ように飼い主は感じています。
実際、最初吠えあっていた♀の若犬と時間かけて適当な距離を保ちつつ散歩した結果、仲良くなれたこともあります(これはタローの主さんからのアドバイスを受けて氏の開催している「お散歩会」を意識して友人のご愛犬に頼んで実施)。
ノーリードで犬を山野に放つことは賛否のあることだと思いますが、ワタクシの場合、クマ対策等作業中犬に傍にいて欲しいケースが少なからずあります。でもルウのように他犬に対し過剰反応して攻撃性を見せれば平家平のようなところですらそれは躊躇われます。
ルウには誰にでも愛想のよい社交性は求めていないのですが、最低限、他個体に対し攻撃性を見せないようにはなって欲しいなと思っているのです。だったらもう少し頻繁に山へ連れていけるのに。
まーー。
そんな日が来るのかどうか分かりませんが、いろいろ犬の事を考えながらあれこれ試すのも犬飼育の面白さっていうものでしょうか。と、しばらくは前向きに取り組んでみましょうかね。
人には愛想ええんやけどなあ。あいつ。
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