北陸のツキノワグマはそろそろ冬眠に入り出したのか、出没の情報も少なくなって落ち着いて来ましたね。
今秋は足の怪我もあって、福井の山を歩く機会がそんなに多くなかったのですが、やはりナラ類のドングリとブナの実はほとんど見かけませんでした。
こんな年は採餌が場所が(豊凶の差が少ないからか?)オニグルミとかに集中しがちでですよね。昨年なんかはエゾエノキにめちゃくちゃ熊棚ができていました。
今月は四国は徳島県と近畿地方の奈良県に仕事で伺う機会があったのですが、めっちゃドングリ多かったです。
特に奈良県。福井と距離的にそんなに離れていないと思うのに、これでもかっ!ちゅうぐらい落ちておりました。ミズナラ、コナラ、アラカシ、アカガシ、ツブラジイ…。シカやイノシシも多いのに豊作だと食べきれないのですよね。
ブナは殻斗は立派なのがいっぱい落ちてたけれど、実は虫害やシイナが多かったかな。
ミズナラ林にはクマ糞もたんまりおちておりましたわー。ドングリを堪能したんでしょうね。
クマの生息密度に違いがあるので一概になんとも言えないですが、近畿地方ではクマ被害の話を聞かないし。
まー「地域によってこんなにも違うんやなー」と今回実感を新たにした次第です。
福井ではドングリ類だけでなく、その他の木の実も全体的に不作だったように思います。柿すら不作だったような。
そらクマも困るわな。
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