7月7日に平家平にて鳥類標識調査を行いました。
※以下、鳥がカスミ網にかかった写真や鳥を手に持った写真を掲載します。抵抗のある方は閲覧をお控えください。尚、標識調査に関してはバンダーライセンスおよび鳥獣捕獲許可証を保持している者が行っています。
7月上旬ともなれば繁殖の盛りは過ぎており、さえずりの賑やかさはそれほどでもなかったのですが。その中でエゾムシクイが結構気張って囀っておられました。
実は当地で本種のさえずりを繁殖期に聞くのは初めてなのです。いつも8月の初め～中頃にかけて思い出したように網にかかってくれていて、「エゾムシは渡りが早いなー」（実際早いのですが）と単純に思っていたのですが、当地での繁殖の可能性も出てきましたわー。
こちらはコルリ幼鳥。オスですかね。7月は幼鳥がいろいろ見られて面白いのです。が…。
この種の幼鳥も捕獲できてしまいました。
まだしっかり比較をしていないのですが、羽衣がほぼ成鳥と変わりないようです。なので見た目では判定し辛いのですが、頭骨の骨化指標を見るとA～Bランクでしたので今シーズン生まれで間違いなさそうです（成鳥はEランク）。
3羽（一腹の兄弟なのかも）放鳥しましたが、個体によっては口角に黄色が残っていましたよ。
平家平でも繁殖し始めてしまいましたね…。
この日は梅雨真っただ中にあって、奇跡のような晴天でした。
ヤマブドウが実をつけていましたよ。
これから実りの時期に入っていきますね。
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