卵鶏が卵を産まなくなると…
毎年この時期、福井市は上味見に所在する「萌叡塾」さんではニワトリの「解体」体験WSを行っています。鶏卵に飼育しているニワトリですが、毎年必ず年を取って卵を産まなくなる個体が出て来ます。ニワトリにとってはまことに迷惑な話だとは思うのですが💦卵を産まない個体は産業用としてはもう用済みとなってしまうので、その個体を捌いて有難く食させていただこうという趣旨です。
今の時代、お肉が「お肉」として普通に店頭に並んでいますが、その「お肉」がどのようにして生み出されているのかを実経験できる貴重な機会なのです。普段何気なく食べているお肉ですが、一食のお肉を得るためには結構な労力と心痛(慣れると軽減されますが)が必要で、(少なくとも日本の)現代人のほとんどがそんなことを顧みずに生活していますよね。ワタクシも偉そうなことは言えませんけれど、今を生きる人々にもう少し命を頂いているという実感を持って欲しいと思う次第でありまして、このイベントって凄く良い企画だなあと思うのです。(余談ですが。ワタクシ、テレビ等で焼肉とかガツガツ食べているのを垂れ流す番組とか見るとイラっときますわ。そのお肉作るのにどれだけの苦労が…とか思ってしまう。もう何年もオールドメディアのテレビ番組からは解放されているので最近はそんなこともないのですが)
ここ数年毎年参加させていただいております。以下、簡単に工程を上げていきます。
以下、一般的には「残酷」とされるような写真も掲載されますので、血の苦手な方やお肉敬遠のビーガン系の方などは閲覧をお控えください。
さて、本題ですが。
まずは一番気の進まない「首チョン」からです。頸動脈を切って血を奇麗に出す方法もあるみたいですが、ここではシンプルに斧で首を切断します。

首を切断してもニワトリはしばらく走りまわってしまうので、↓のような穴に突っ込んで静止するのを待ちます。
逆さに吊るして血抜きします。数十分程度ですかね。

血が抜けると羽をむしるためにお湯に浸します。沸騰しない程度のお湯に1分ぐらい。
毛をむしりました。
これだけのニワトリの毛を毟るだけでも大変なのです。
羽毛を全て抜ききっても産毛が残っているので、バーナーで焼き切ります。
ここから解体ですが…。ワタクシも作業をしておりまして。血と脂で写真が撮れず、解体終了後の写真のみになりました。
市販の鶏肉のようにきれいにはなりません(解体を奇麗に行うということ自体が凄いことなのです)がなんとかお肉にはなりました。
ここのニワトリさんは平飼いで餌に添加物も加えていない健康的な個体ばかりです(めっちゃ運動してる)。そのうえ年を取った、いわゆる親鳥とかひね鳥とか言われる類のお肉なので調理すると凄く硬いんですよね。でも味が濃くて、嫌な臭いがしなくて、鶏がらもめっちゃ濃いスープが取れます。
今日はまずもつ煮込みで。

明日はスープを取ってみようかなと思いますよー。
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