７月始め、平家平でブナの苗床作りの作業を行った。昨年はブナの実が大豊作で、今年は実生が林床一面に発生していた。おそらくこのほとんどは枯死してしまうので、一部を隔離して残しておこうと言う企画だ。
でも、苗の使い道は？このような苗を野放図に各地に分散させるのはよくないが、ここの場合、県内の植樹祭や結婚式？の引き出物などに使われる予定なのだとか。野生のものをあまりよそに持ち出すのは賛成ではないが、個人が責任を持って育てる分には多少は配ってもいいかな～と思う。
で、私も愛する平家平のブナの苗を一株持って帰ってきた。しかし、7月始めは空梅雨。雨が降らず、油断して水をやるのを忘れていたら葉はすぐにしおれてしまった。枯れたと思っていたのに･･･、この梅雨末期の長雨で見事復活！新芽が出始めた。
やはり植物は逞しい。
