仕事でですが、山口県に来訪しております。
少々時間に余裕があったこともあり、近くを通過することもあり、鳥見を始めたころから「行ってみたいなー」と思っていた、周南市八代の「ナベヅル渡来地」に行ってみましたよ。
特別天然記念物 八代のツルおよびその渡来地 - 山口県周南市
気持ちのいい、こじんまりとした小盆地です。12羽渡来しているとのことですが、パッと見渡した限りツルの姿はありません。
が。監視棟に近づいたところでいました。
お、いっぱいいるやん。と思ったのですが、よく見てみると9羽のうち6羽はデコイでした💦見えたのは3羽の家族群のみ(写真右側の3羽が本物のナベヅル)。
この他に、やはり別の場所のデコイの近くで採餌していた1羽の合計4羽が観察できました。デコイ周りがいいんやな~。
むう。でもちょっと寂しい。減っているとは聞いていたけれど。ワタクシの若い頃は数十羽単位では来ていたと思うのだけれど。
八代も保護保全活動を活発にやっているみたいなのですが、やはり桁違いに渡来数の多い鹿児島の出水へ群れが引っ張られるみたいなのですね。
鳥インフル(他いろいろ伝染病)のこともあるし、渡来地は分散した方がいいのです。
出水から移動させ、八代で放鳥するという活動もしているのですが、今のところ成果は上がっていないようですね…。八代より出水の方が魅力的なのかなあ。
規模はちょっと判らなかったのですが、ここではツルへの影響を考えて無農薬や減農薬で農作物も栽培しているようです。
ツルの数は少なかったのですが、少年時からの憧れの地に足を運べたのは嬉しかったです。景色も奇麗でしたわ。ええとこです。
地元の方の活動が実を結んで、渡来数が増えてくれることを願います。
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