生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

ショウジョウバカマの花色の変異


4月30日。
福井県丹生郡越前町の山中にて。
 
今年は雪解けが遅く、標高500m程度の山なのにまだ雪が残っていました。
この時期、例年ならたぶん終わりかけであろうショウジョウバカマが作業道のそこかしこに咲き競っていました。
 
ショウジョウバカマ自体は珍しくない種なのですが、ここで気付いたのはその花色のバリエーションの多さ。
こんなに花の色の変異があったのか!そして、それが一箇所でこんなにかたまって見られるのか!という驚きでした。
変異についてはこちらのブログで少し書かれていますが、やはり生息環境の違いで花の色も違う・・・と言う旨で記述されています。
 
アジサイカタクリなんかは土壌の酸性度(だったか)で色が変わってくるらしいですが、ショウジョウバカマはどうなんでしょう。
 

 
花の色もですが、おしべの色が全然違うのが面白いですよね。
 
 


 
半径約50m前後の範囲なのでほぼ同所的と言えるでしょうか。
一箇所でこんなにいろんな花の色を見たのは初めてでした。