生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

ベトナム原発輸出を考える上映会のお知らせ

少々急な告知でありますが…。

7月15日に 「ベトナム原発輸出、いまベトナムで何が起きているのか」
の上映会を大野市の学びの里「めいりん」にて行います。
上映後は中井さんにベトナムでの経験談をお話ししていただきます。
かたっ苦しい集まりではないので、気楽にお越しください。

日時:7月15日 午後6時~7時半頃まで
場所:学びの里「めいりん」(福井県大野市城町9-1)
入場料:500円


※以下、中井氏からのメールです。関西地域での上映会の告知。転送転載拡散歓迎とのことです。


皆さま

いつもお世話になっております、中井信介です。

この度、7月に京都、大阪、そして8月には神戸におきまして、日本がパートナーとなって行われるベトナム原発建設について
考える上映&講演会を行ないますので、お知らせいたします。

京都と神戸では、ベトナムの現代史を専攻されている京都大学の伊藤正子准教授にもご登壇頂いて、原発建設をめぐりベトナムでいま何が起こってているのかを詳しくお話いただきます。

伊藤先生が書かれたベトナム原発輸出関連記事などの資料集
https://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/asia/chiiki/members/ito/n-power.html

先日、社会主義ベトナムではきわめて異例ながら、ブログで原発建設への日本の協力に抗議する署名運動が行われ、日本大使館に提出されました。
この運動を企てた人に対する弾圧が心配されています。

ベトナムへの原発輸出には、税金から巨額が融資され、私たち日本国民も
ベトナム原発に対して責任を負わなければなりません。

また、東京電力原発輸出から撤退した今、関西電力がリーダー役を引き継ぐ
という話もあり、関西に住む者にとっては益々他人事ではなくなるかもしれません。

東京電力:原発輸出事業から事実上撤退(毎日新聞 2012年06月28日)
http://mainichi.jp/select/news/20120628k0000m020118000c.html

こうした状況を踏まえ、このたび、ベトナムへの原発輸出を問う上映会および
最新情報についてお伝えするための集会を開催しますので、是非お越しください。

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★ 連続・上映&講演会 大阪・京都・神戸
  「ベトナム原発輸出、いまベトナムで何が起きているのか?」

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● 大阪・堺市 ドキュメンタリー映画上映 & トークの会
 『 忍び寄る原発 ~ 福島の苦悩をベトナムに輸出するのか 』
 (制作 FoE Japan 26分) 協力:国際環境NGO FOE Japan

撮影・編集にあたった中井信介さんを招き、上映と、現地のお話を伺います。

7月12日(木)午後2時からと、午後6時30分からの2回
参加費   800円
会場 「創造空間BOX1 6」 堺市堺区 市之町東六丁 1-24
電話・ファクス 072-227-6123

※ 座席が限られていますので、できれば、事前にご連絡を。

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● 京都 上映&講演会
  「ベトナム原発輸出、いまベトナムで何が起きているのか?」

日時: 7月14日(土)午後2時~5時(開場 午後1時30分)
参加費: 1000円
会場: 東山いきいき市民活動センター 集会室 

アクセス
http://hitomachi-kyoto.genki365.net/gnkk14/mypage/index.php?gid=G0000799
地図
https://genki365.net/gnkk14/pub/content_image.php?fname=8720_3_1.jpg

★ 映像でみるベトナム原発輸出(ドキュメンタリー上映と原発予定地の現地報告)
  上映作品「忍び寄る原発~福島の苦悩を輸出するのか~」
  (制作:FoE Japan/撮影・編集:中井信介/27分)

原発建設をめぐり、いまベトナムで何が起きているのか?
  講師:京都大学准教授 伊藤正子先生(ベトナム現代史)

主催団体:ODA改革ネットワーク関西 
連絡先 :070-5650-3468(内富)
協賛団体:国際環境NGO FoE Japan. 関西フィリピン人権情報アクションセンター.
     ジュビリー関西ネットワーク.フィリピンのこどもたちの未来のための運動

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● 神戸 ■□■市民社会フォーラム第79回例会のご案内■□■
     映像でみるベトナム原発輸出
『忍び寄る原発~福島の苦悩を輸出するのか~』上映&トーク

日時 8月18日(土)18:30~20:30(開場18:00)
会場 こうべまちづくり会館2階ホール(定員90人)
アクセス http://www.kobe-toshi-seibi.or.jp/matisen/img/map_kaikanl.gif
参加費 800円
協力: 国際環境NGO FoE Japan

 ドキュメンタリー『忍び寄る原発~福島の苦悩を輸出するのか~』
(制作:FoE Japan/撮影・編集:中井信介/26分)を撮られた中井信介さんと、
ベトナム現代史研究者の伊藤正子さん(京都大学教員)をお招きし、
ベトナム原発輸出問題について考えます。

お申し込みなしでどなたでもご参加できますが、
人数把握のために事前にご連絡いただければありがたいです。
市民社会フォーラム civilesocietyforum@gmail.com まで

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●映像制作者、中井信介からのメッセージ

日本政府は、福島原発事故がいまだ収束していないにも関わらず、ベトナム
原発を輸出することを決めました。それは道義的に許されることではありません。

また、原発建設予定地周辺は、風光明媚で農業や漁業が盛んな豊かな土地で、
予定地に暮らす住民の多くは「住み慣れた土地を離れたくない」と訴えています。

しかし、原発の危険性が正しく伝わっていないために住民たちは、
予定地から僅か1kmしか離れていない土地への移転を自ら選びました。

もしも将来、ベトナムに建設される原発で事故が起こってしまったら、
彼らはどうなってしまうのでしょうか?それを考えると恐ろしくてなりません。

ベトナムへの原発輸出には、税金から巨額が融資され、私たち日本国民も
ベトナム原発に対して責任を負わなければなりません。