ツバメやイワツバメは上空を飛翔し始めているが、夏鳥の本格的なシーズンはもう少し先。
でも、スズメやセキレイ類などはもう恋の季節。
あちこちでメスに求愛する鳴き声や姿が見られ、早いやつはもう巣作りも始めているようだ。
ところでそのスズメ。
一見、地味で冴えない鳥だと思いきや、よく見るととても複雑で可愛い?(少なくとも私はそう思う)模様をしているのが分かる。
特に春先は奇麗に見えるようだ。
ホオジロ科やアトリ科の鳥では、春までに体羽の羽先を摩耗させ、繁殖羽衣を得る種も多いが、あるいはスズメもそうなのだろうか。
頚部の白、頭部の赤紫色などは、今の時季が一番鮮やかに見える。
スズメのオスは、独特のポーズ(写真)でピョンピョン躍り、囀り、メスにアピールする。
写真の個体も、メス(と思われる個体)に必至のアピールをしていたが…。
結果はどうなったのだろうか。