富山県某所の山中にて撮影。
今年はヤマブドウのなりが良いようで、結実しているのを見かけることが多いように思う。
先日、大野市平家平に行った折もヤマブドウのみを見つけたのだが、当地でヤマブドウが成っているのを初めて見た。
平家平では天候が悪く、写真を撮り損ねたのだが、富山県の山に登った折にたわわに実をつけた個体を見つけたので撮影してみた。
ほんとにぶどう園のぶどうのように実をつけていて、ヤマブドウでこんなに実をつけているのは初めてだった。
ただ、このヤマブドウ、一見美味しそうだが食べてみると結構酸っぱく、生のままであまりたくさん食べようとは思わない。撮影した房も二粒拝借したのみで、その場に置いて帰ってきた。
平家平ではミズキ類も大量に実をつけており、ナナカマドやオオカメノキ?の赤い実もあちこちで目立っていた。
ミズナラ林はまだあまり見ていないが、とりあえず結実はしているようだ(ナラ枯れが心配だけど)。
でも、ブナは今年も不作。
昨年のように全く実が成っていないというほどではないが、結実している個体はまれで、数十に一つといった程度のようだ(ヤマブドウを見つけた富山の山でも同じような感じ)。
私の素人目から木の実の豊凶は云々できないが、山に入り、一見すると木の実は多いように感じる。
今年の秋は始まったばかりだが、まだクマが出てきて悪さをしたと言う話は聞いていない(←大野市)。
駆除で個体が減少したせいもあるのだろうか。
ともあれ、今シーズンはこのまま里に下りず、平穏に過ぎていって欲しいと思う。