先日と同じく、やはり越美山地系の名も無き山に登った。
ここはクマの爪痕を見た山とは違い(すぐ近所だが)、植林が隣接していたので比較的歩き良い尾根だった。
前にも書いたことだが、このあたりのピークにはほとんど名が無い。
当然登る人も極めて稀だと思われる。
だから、ちょっと付近の自然を独り占めしたような気分に浸れる。
今回も、登山途中に巨大(は少し大げさだけど)なスギの木を見つけてしまい、とても得をした気分になった(笑
このスギ、胸高直径は2mはあるだろうか。
隣りの木と絡み、自分の又からは別の木が生えていて、この木本来の大きさよりさらに大きく見せているようである。
ただ、樹高はそれほどなく20mに満たないが。
自然が創り出す複雑な造形。
おそらく、この木が持つ洞や朽木部には様々な生き物が生活しているんだろうと思う。
それにしても。
尾根の樹間から覗き見た山々には人工林がほとんど見られなかった。
写真にある少し目立つピークは、付近で唯一名のある「越山」だと思われるが、この山容も含め美しい景色だと思った。
林道も通っていない名も無い山々。
アプローチがきつく、行くことも儘ならないが…。
このような景色を大切に残していきたいと思った。
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