生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

稲とアマサギ



そろそろ稲が黄金色に染まり始めてきた。
今週末あたりから稲刈りがはじまるのだろうか。

ここ数年、大野盆地は白サギが増えているように思われ、夏の盛りの間も水田の狭間でちらほら見かけるが、やはりこの晩夏から初秋あたりが最も賑やかになる。
アマサギが大挙押し寄せるからだ。

かつては盆地より標高の高い六呂師高原の牧場にやって来ていたが、現在は姿を見ることは少なく、もっぱら盆地の水田地帯(牧草地休耕地含む)で見られる。

なぜ飛来場所が変わったのかは解らない。
人の目からは、牛がいて人の来ない広々とした放牧地の方がよいと思うのだが、少なくともここ10年前後はまとまった数を見たことがない。

まだシーズンが始まったばかりだからか、数はまだまだ少なく、体羽にオレンジ色の混じる個体も見られたが、もう少し季節が下ると純白になったアマサギが100羽以上の群になって見られるようになる。
ニュウナイスズメやショウドウツバメもそろそろ見られる時期だ。

秋の渡りはすでに始まっている。