1月19日・20日と、また鳥の調査で福井県若狭町の中山湿地(カヤ田)へ。
19日は天気が良かった。
ここには毎月来ているが、まともな晴天に恵まれたのは・・・たぶん3ヶ月ぶりぐらいだろうか。気温は低かったが、ほんとに気持ちが良かった。
全国的にはどうなのか分からないが、今シーズンのカヤ田は、どうも冬鳥の数が多いような気がする。
19日午後に到着したときもカシラダカやホオジロが群れで採餌する姿が見られ、駐車場の周りからはルリビタキ、ジョウビタキ、ミソサザイ、シジュウカラ、エナガ、ウグイスなどの声が多く聞こえていた。
賑やかだった。
昨年の今頃はシジュウカラの数はやたらと多かったものの、それほど賑やかだった印象はない。
先々シーズンはと言えば、稀に見る大雪だったこともあり鳥の姿は数えるほどしかなかった・・・。
冬場のヨシ原はやはりホオジロ類が主役だが、カヤ田の場合は秋の渡りが落ちつくとそれほど越冬個体は多くない印象だった。それがどうも今シーズンは越冬している個体が多いように感じる。
気のせいかもしれないが・・・。
ところで。
10月から3ヶ月ぶりに「アリスイ」を確認した。
標識調査(バンディング)での確認だが、鳴き声が2日間を通して全く聞かれなかったのに、なぜか捕獲された。10月にはけたたましく鳴いていたんだけれど。
これで、当地では2月以外は10月~3月までのすべての月で確認された。
おそらく越冬しているんだろうと思われるが・・・、アリスイって真冬は何を食べてるんだろう?
※アリスイの写真は捕獲後に手に持って撮影したものです。
※捕獲は許可を得て行っている「標識調査(バンディング)」です。