国民の命より経済を優先することはあってはならない

高村薫氏講演会より。
「決定的に経済界が誤っているのは、企業活動と国民の命をてんびんに掛けていること。国民の命より、経済を優先することはあってはならない。１５万人以上の周辺住民の生活を根こそぎ奪っている現実があるのに、電力不足もない」
http://www.chunichi.co.jp/article/konwakai/list/CK2011070102000165.html


至言だと思いました。
文化人は反原発の方が多いですね。

電力不足から、産業が空洞化するとか、GDPがどんだけ下がるとか、経済的に悲観的な予測がいろいろ出てるみたいですが…。

だから原発が必要。

ではなく、たとえそうだとしても、だからこそ国をあげて、官民産学で知恵を出しあって、原発が無くても成り立つ社会を構築する努力をすべきなんじゃないでしょうか。

甘いのかな？

朝日だったかの調査では、8割近い人が現在原発減少を望んでいます。

世論は原発忌避。

けど、ほんとに経済が逼迫したら、この中の多くの人は怨嗟の声をあげるんでしょうね…。

現時点で原発いらないと唱えてる人たちの本気度はどれくらいなんやろう？ とも思ったりはします。


ま、そんなに悲観的ではない予測もあったと思います。時間があればソース引っぱって来ます。