この数日いい天気が続きましたねー。
5月3日から4日にかけて、あわら市にて鳥類標識調査(バンディング)を実施しましたよ。
この時期、春の渡り調査としては、当地としては時期的に遅いと思われまして。放鳥数には期待していなかったのですが、まだツグミ類が結構動いているような結果が得られ、それが判っただけでも良い成果でした。(以下、鳥を手に持って写した写真を載せます。気分が毒されそうな方は閲覧を御遠慮ください。尚、捕獲、撮影はバンディングライセンスおよび鳥獣捕獲許可証を保持したものが行なっています)
特にマミジロが複数羽捕獲できたのには驚きました(放鳥2+逃避1)。しかも皆オスの成鳥。
この時期に平地を渡ってるんですね。
クロツグミも複数羽放鳥。目視、囀りでも多数観察できたのですが、その中でこの個体。
部分白化でしょうかね?初列風切羽や初列雨覆が白い。初めて見ましたわ。背が灰黒色の北海道あたりで繁殖するグループの個体のようでした。これからそちらへ渡っていくようです。
その他、まだヒヨドリの渡りが続き上空通過多数、サンショウクイの飛翔も多数で、空は賑やかなのに湿地はアオジの地鳴き少し、オオヨシキリの囀り少しとだいぶ寂しくなっていました。
標識調査では、上記種の他、エゾムシクイ、キビタキ、アオジなど16羽を放鳥。数だけ見ると少々寂しいのですが、思ったより成果は上がったのでした。例年は春の調査は4月に1回だけだったのですが、5月にもう1回追加してもよいのかもなー。と思ったりもしています。
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