4月20日 福井県三方上中郡若狭町 中山湿地(カヤ田)にて。
湿地の内や外には、冬鳥であるアオジやツグミがまだ多数おり、アオジなどは頻繁に囀っているのが聞こえる。
上空にはヒヨドリの群れやサンショウクイが渡って行く。
カヤ田はまだまだ賑やかだが、実はは今の時期ぐらいから鳥が減少し、どんどん寂しくなっていく。
一方、周囲の山林へはキビタキやオオリリなどの夏鳥が渡来し、こちらも盛んに囀り、逆に賑やかになっていく。
鳥を見る場合、夏場のカヤ田は寂しい。
ホオジロ類やカモ類で溢れんばかりの秋冬とは対照的だ…。
が、それは鳥のみを見ていればの話。
これから暖かくなっていけば、様々な植物や昆虫類、あるいはカエルの仲間達がカヤ田を賑わわせてくれるだろう。
今日もハンノキ林の林床には黄色い「サワオグルマ」の花が満開だった。
鳥が少なくなるのは寂しいが、生物の気配を多く感じられることには違いない。
湿地の表情は四季様々だと思う。
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