生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

おとなしい犬


ユキはよく「おとなしい犬ですね」とよく言われます。

飼い主からすると、この落ち着きなく誰彼構わず愛想を振りまく犬の、遊び出したら興奮して飼い主の服に穴を空けまくる犬のどこがおとなしいんだろうと思っていたのですが。

考えてみれば他所の人はそこまでユキを見てないし。
単に「吠えないですね」「怒らないですね」ということみたいです。

でも、それって裏を返せば、世の犬は(少なくとも日本では)人や犬に対して吠え掛かることがとても多いということなんでしょうね。

私はそんな犬でも、飼い主さんの下ではとてもおとなしくて従順だと思うんです。

が、上記の人達にとっては「おとなしくない」犬になってしまうんでしょうね。


とは言え、私も(主に小型犬の)吠えかかりにはよく辟易とします。

そんな犬に限って飼い主はノーリードで平気だったり。

犬の性格にもよりますが、異常な吠えかかりはやはり育て方飼い方に問題があると思うんです。
幼少時に社会化がうまくできていなかったり、普段から甘やかしすぎていたり…。

これは以前書いた「店頭販売反対」にも繋がるんですが、売る側にも買う側にも犬を幸せにするための責任感が少々(あるいはまったく)欠如してる場合が多いように思えます。

イヌは種として何千年もヒトと共に暮らしてきたとはいえ、犬を飼うということは、全く別種を人間社会に引きずり込むわけですから、それ相応の心構えと対応は必要なんですね。本来。

それなのに、その辺の前置き(というか予備知識)が少なく、それを普及させるシステムも日本には不足してるように思います。

ペットブームとかいいながら、飼育や躾の話になるとお寒くて…。

ま、そんなことここでグチってても仕方ないんですけどね