更新サボってたら、いつの間にか実施から1カ月近く経ってしまった💦
7月21日のサトツナギorganicバザーロでの植物観察会の様子です。
今回も講師に多田雅充先生をお迎えしましたよー。
以下、説明していただいたことを簡単に記していきます。
ハルジオンと似ているけど、この時期はもうヒメジョオンしか咲いていないとのこと。茎を折ると詰まっているのがヒメ、空洞だとハルということでした。
葉の付け根(葉柄との境近く)に蜜腺があって、アリを寄せているとのこと。アリは害虫防除してくれますね。
カラムシ。
お馴染みの葉っぱが衣服に張り付いたり、手に載せて叩いて音を出したりということを実演していただきました。下のアカソと含めて繊維を採る植物とのこと。
アカソ。
別名ちょま(苧麻)。漢字表記(中国名?)は赤麻でchi-ma音なのでここからちょまがきたのかな。カラムシもちょまと言いますね。
イネ。
ちょうど花盛りでした。稲は自家受粉で高確率で結実しますが、栽培種の穀類は多くが自家受粉するとのことでした。
別名ヤイトバナとも早乙女花とも言われますが、どちらも可愛い花の形状や色からついたものとのこと。臭いからついたヘクソとはえらい違い(笑)
樺八幡神社の入り口で多く見られます。常緑の植物でグランドカバーとして栽培されるそうです。漢字では「富貴草」でめでたい名前。これは常緑で冬もよく葉が繁っていることから。日本は常緑の植物をありがたがる風習がありますよね。松とか榊とか橘とか。
植物ではないですが💦
アリジゴク。
しんちゃんとそのお友達とで掘り出してくれました。
アリジゴクの巣は神社の建物の下にいっぱいありますが…暗くて写真は失敗してしまいました。
こちらもお馴染み樺八幡神社の大杉。初回の観察会では幹回りを計ったことがあります。
カタバミ。
目立たないけど黄色い可愛い花を咲かせますよね。
スイバやギシギシと同じように、葉にシュウ酸を含んでいて、10円玉を磨くと奇麗になることを実演していただきました。
ヒメコウゾ。
この種とカジノキを掛け合わせたのが「コウゾ」で和紙の原料になります。コウゾ、ミツマタ、ガンピが三大和紙原料とのことでした。
その他にもいろいろ植物の説明をしていただいたのですが、写真の撮り忘れや撮り損ね、説明のメモのし忘れなどでちょっと書ききれませんでした。
この暑さの中、多田先生や参加者さんには少々無理をさせてしまったかもしれませんが…。真夏の昼間でもたっぷり観察できる植物の存在はやはりありがたいですわー。鳥とかどこかに身を潜めてしまって気配ないもんな。
とは言え、身体のことを考えると、この時期に真昼間に太陽の下を歩き回るのはちょっとダメかもと少し反省。来年は実施時期、時間、場所等もう少し詰めて検討してみます。
多田先生、参加者のみなさん、ありがとうございました。
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