2018年10月平家平の鳥

先日の平家平標識調査。

3日間（正味2日間）で100羽以上の放鳥となり、まずまずの結果でした。

キビタキ、メボソムシクイ（とオオムシクイ）の渡りの最盛期だったようで、この2種（あるいは3種）で全放鳥数の半分ぐらいになりました。

実はこの時期、夏鳥の渡去と冬鳥の渡来の端境期で、放鳥数が少なくなる（効率が悪くなる）と思っていたので今まであまり実施したことがなかったのです。

今回、他の事情もあって12～14日という日程で行ったのですけれども、少々意外な結果で忙しく、嬉しい悲鳴を（一人でw）あげておりました。

毎年行う10月下旬の調査でもキビタキの放鳥は多いのですが、ほぼその年生まれの若鳥ばかり。
今回は少し時期が早めということが影響しているのか成鳥の確認が多く、綺麗な♂成鳥も結構見られましたよ。

一回の調査でこんなに♂成鳥を見たのは初めてかも。

放鳥種数も17種となかなかの結果でした♪

キビタキ、メボソの他ではクロツグミを多く放鳥。こちらはピークは過ぎてるのだと思いますがまだまだ多い。
また、放鳥こそ1個体のみでしたがビンズイの声が上空を通過するのがよく聞かれました。
シロハラ、アトリなどの冬鳥もボチボチな感じで、すでにそこそこ渡って来ている印象です。

ちなみに14日にツグミの声聞きました。今シーズン初認です。

余談です。
昨年夏はソウシチョウが囀っており、秋に標識調査時に捕獲され https://blogs.yahoo.co.jp/gakugaku0225/57905730.html 「まずいな…」と思っていたのですが、今年はまだ確認なし。定着はしないでいて欲しい…。




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