先週末は半年ぶりの平家平でした。
※以下、鳥がカスミ網にかかった写真や鳥を手に持った写真を掲載します。抵抗のある方は閲覧をお控えください。尚、標識調査に関してはバンダーライセンスおよび鳥獣捕獲許可証を保持している者が行っています。
今回、しんちゃんが平家平デビューおよび本格的な標識調査初参戦でしたよ(まだ鳥は触っていませんが)。
鳥の調査の他、1泊のキャンプに虫捕りに、もう終始ハイテンションで(笑)自分の”糞”を誘引剤にして糞虫を捕まえたりと、5歳児にしてはなかなか高度なことしてエンマコガネの仲間を捕獲しておりました。この発想は自分にはなかったのでちょっと驚きですよ。20年通っている平家平で初めてエンマコガネ見ましたわ💦
鳥の方はクロジやクロツグミ、ウグイスといった繁殖鳥のリターン(6ヶ月以上たったのちに同所で捕獲される)が多く記録されたり、一時期繁殖期に全くいなくなっていたヤブサメが複数羽捕獲されたりとまずまずの結果でした。標識調査での記録はかろうじてあったマミジロも、近年さえずりが凄く少なくなっていて気になっていたのですが、今回はさえずりが凄く目(耳?)立ちました。うむ。やはりマミジロのさえずりを聞くと平家平に来た感じがするなあ。なんか、朝のコーラスの雰囲気がひと昔前に帰ったような気がしましたわ。
夜にはコノハズクを声音源で誘因をしたのですが、赤色型のコノハズクが捕獲されました。ここ数年、繁殖期に誘引するとほぼ確実に捕獲されています。ただ、こちらは残念ながらリターンではありませんでした。
久しぶりの平家平で成果も上がり意気揚々だったのですが、2日目にはそれに水を差すかのようにソウシチョウを3個体捕獲。しかも繁殖の傾向あり…。
ま、秋に捕獲および声確認されることが多くなっていたし、昨年は奥越の山の中で繁殖期にさえずりを聞いていたので平家平でも時間の問題だろうとは思っていたのですが、今回さえずりもなくいきなりの捕獲で少々びっくりしました。繁殖してるんやろうなあ…。(ソウシチョウは特定外来生物に指定されていて生息があまり歓迎されない種なのです)
因みにですが、福井県での確実なソウシチョウの確認は、当地で2006年10月に捕獲されたものとなっているはずです。今回の個体が定着個体とすれば、定着までに16年かかったことになりますね。とはいえ、福井県内ではここ数年あちこちで繁殖期の確認があるようです。平家平は雪が深いこともあって定着が遅れたのかもしれません。
5月下旬に調査をしたのはかなり久しぶりなのですが、山菜には遅いし花にはちょっと早い中途半端な時期でした💦でも、今年は比較的調査に入れそうなのでまたいろいろな時期が楽しめそうですよ♪ 昨年は調査に入れても結果をこちらに上げる余裕がなかったのですが、今年はなるべく更新するようにします。
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