ずいぶん遅くなってしまいましたが、6月19日に行われました、サトツナギorganicバザーロの生き物イベント「生き物いっぱい田んぼにするには?」の様子をお伝えいたします~。
いい天気でした。今回は「萌叡の里」で耕作されている無農薬不耕起田んぼをみていただきました。
里では萌叡塾さんを始め、長いこと不耕起で栽培している田んぼがいくつかあるのですが、「最初の頃よりも生き物(の種類数)が減ったような気がする」という声を聴いていたんですよね。一般のイメージとしては、無農薬不耕起≒自然に近い=生き物がいっぱいいる~となるのですけれど…。
「不耕起」「無農薬」というのは生物にとってはやはり良い環境には違いないのですけれど。長年同じように栽培していると環境が単調になってしまい、それで安定してしまうとのこと。多様性は失われてしまうんですね。昔は気象の影響をモロに受け、それが環境の改変を促していたと思うのですが、良くも悪くも(というか良いことなのですが)災害がなくなったので環境が自然に変化できる機会を失ってしまったんでしょう。その部分を今は人間が人為的にしてあげないといけないということのようです。
ともあれ、田んぼにはオタマジャクシとカエルとヤゴはいっぱいいたので、タモで捕ってみなさんに見せていただきましたよ。
イベント中、イベント後もタモや捕虫網を持ってなにがしか捕まえに行かれる親子さんもおられまして。
ここがそういうことで楽しめる場として定着してくれたら嬉しいな~と思います。
少なくともガクの田んぼでは生物「種」が増えるよう、これからも工夫していくつもりではありますよ。
今、我が田んぼではアキアカネがめちゃくちゃ発生しています。昨年よりだいぶ多いんじゃないのかな。ガムシも多い。ヘイケボタルも昨年より多く見られてますよ。
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