生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

孵(帰)らない卵に代わってウズラの卵(一部閲覧注意)

先日のイシガメ?の卵ですが。

ワタクシはカルガモの卵と判断して、(しんちゃんのたっての希望で)孵卵器に入れて温めていたのですけれど。その後、孵化日を3日過ぎても孵る様子はなく、もうダメかな…ということで温めるのを止めて中身を見ることにしました。

で、殻を割ってみたのですが。(以下、少し閲覧注意!)

 

孵化まで2/3ぐらいまで育ったヒナが出てきて皆びっくり。ひえー!

え?孵卵器で育ってたの?でも、もうお亡くなりになってるよね?温めを止めてからの時間差でお亡くなりになった?当初から死卵で中身は腐敗し始めていると思っていたワタクシも含め、もう混乱です。

見た感じ、カルガモで間違いなさそうですが…。

冷静になって考えると、孵化予定日3日も過ぎて、孵卵器で安定した温度(今回は37.5℃)の中、これほどの遅延はちょっと考えられない。とすれば、

  1. すでにここまで発生したのちに(川で流されて)死んだ卵を拾った
  2. 孵卵器で順調に発生したのだけれど、何らかの原因で途中で発生が止まった

あたりが考えられますか。ま、孵卵初期に検卵したとき(孵卵器に入れる前にしっかり検卵するべきでした💦)にはすでに中身が黒っぽく見え、「むう、判らん。(けどたぶん死卵やな)」と考えるには至っていたのですが。であれば、1.の可能性。でも出てきた中身は結構新鮮な状態で匂いも無し。卵内はほぼ無菌とはいえ、発生した状態で1カ月近くも37.5℃で温めてこんなに新鮮な状態って有り得るのかな?2.であれば何故止まってしまったんだろう?やはり孵卵器を止めるまで育ってたんかな…。

なかなか疑問が尽きないですが、しんちゃん、はるちゃんの手前、とりあえずこれ以上弄らずに家の前の土手に埋めてあげました。発生途中の雛が出てきたのには二人ともショックなようでしが、しんちゃんには「拾った時にはすでに死んでいた可能性が高いよ」と言ってなだめてあげると少し落ち着いたようでしたよ。

で、しんちゃん。

落ち着いたら落ち着いたで、このことで「卵の発生(というか孵卵という作業)」に興味が湧いたようで、「また孵卵器で卵を温めたい」と言い出す始末。であれば、前々から飼ってみようかと話していたウズラの卵を温めてみる?ということで、後日ウズラの(食用)有精卵を購入いたしました。

値段や販売個数の都合もあったのですが、飼育内容への好感度から購入先を浜名湖ファームさんに決めました。

この卵を孵卵器に並べて。

転卵がうまくいっているかを確認するために殻にマーキング。仕切りが足りないので自作して計18個入りました。

この孵卵器、安価な商品なのですが自動で転卵してくれます。まだうちでは孵化実績はありませんが。無事雛が生まれたら盛大に宣伝しようかな(笑)

ワタクシ、小鳥のブリーディングは子供のときにやっていたのですが、本格的人工孵卵は実は初めてです。本当に孵るのかドキドキですね。可愛いウズラの雛を早く見てみたい!

 

 

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