生きものがく房《のにある》@越前美山

福井県美山発。我が家の犬猫インコのお話。都市育ち夫婦→移住した山里での生活のお話。野鳥観察日記もあるよ。初めての方はカテゴリー「初めての方はこちらへどうぞ」を閲覧あれ。登場人物や動物のこと書いてます。

ニュウナイの大きな群れがやっと見れた

先日の記事の続報ですよー。

9月14日に、上記と同所の足羽川河川敷にて150羽ほどのニュウナイスズメの群れを確認いたしました。

ニュウナイスズメのメス。たぶん換羽中。河川敷はオオブタクサ満開

よく見るとスズメも混じっていますが(笑)群れはほぼニュウナイスズメ

川沿いの電線にもよく止まります

河川敷周辺のそんなに広くない範囲を遊動していました。ここに来てドッと増えた感じですわ。ヨシ、クズ、オオブタクサの群落に出入りしているのですが、何を採餌しているのかはちょっと見えません。他と特に変わり映えのしないここがなぜそんなにお気に入りなのでしょうかね?
まだ増えるんでしょうか。これからもちょくちょく見に行ってみます。

 

 

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勘違い?ニュウナイスズメの記事が無い。

福井県美山町足羽川河川敷には、秋になるとニュウナイスズメが渡って来る場所があります。

9月8日撮影(左2羽がニュウナイ、右2羽はスズメ)

今シーズンは9月5日の初認でしたが、年によっては8月下旬に確認したこともあります。4~5年前に発見して(初確認がいつか、記録が出てこなくて判らない💦)、それからは毎年確認できています。10月半ばまで見られて、最盛期で数百羽の群れになります。今回の確認は9/5で20羽ほど、9/8で2羽のみでした。それからはちょっと姿を確認できていません。


県内でのニュウナイの観察場所として有名なのは、大野市の六呂師高原があります。

ここは群れのサイズが大きくて、最盛期には1000羽を超えます(最近見に行っていないですが)。

どちらも見られる時期は同じで8月終わり~10月半ばまでで、10/20を越すとぱったり見られなくなります。同じ個体が滞在しているのかどうか判らないのですが、渡りの中継地(あるいは準備地)として長期間利用されているみたいです。

足羽川でのニュウナイスズメももっと大きな群れの写真を撮ってこちらへ上げていた記憶があったのですが、過去記事探してもありませんでしたわー。勘違いのようです。

なので、いい写真が撮れたら続報しますね。

 

 

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8月の調査は少々不完全燃焼

だいぶ遅めの報告になりますが。8月22日~25日で平家平にてバンディングを行ってきましたよ。

※以下、鳥がカスミ網にかかった写真や鳥を手に持った写真を掲載します。抵抗のある方は閲覧をお控えください。尚、標識調査に関してはバンダーライセンスおよび鳥獣捕獲許可証を保持している者が行っています

この時期は夏鳥の渡りの走りで、当地ではコルリオオルリが多く放鳥されます。が、今回はなぜかキビタキが多め。数年前までは繁殖期に囀りも聞かれず、この時期の放鳥は少なかったはずなのですが、成鳥はもちろん、まだ全身幼羽の幼鳥から第一回冬羽にほぼ換羽を終えた個体までいろいろ見ることができました。

その中で、ちょっと風変わりな個体発見。キビタキは通常は第一回冬羽ではオスもメスもメス成鳥とほぼ同じ羽色となり区別がつかないのですが、下↓の写真の個体はややオスめいた羽色を持っていました。

パッと見た目は普通の第一回冬羽個体なのですけれども。

大雨覆の内側4(5?)枚が換羽している。外4枚は幼羽が残る

換羽した大雨覆の外1枚が黒色、内側2枚の基部に白斑が入っています。

腰も黄色みが強く、上尾筒は黒みを帯びています。

こちら↓は通常の第一回冬羽の個体。

内側5枚が換羽しているが白斑や黒みがない

換羽はしていて幼羽と成羽の違いはあるものの、大雨覆は一様に黒褐色です。

上尾筒もオリーブ色がかった褐色で黒みはまったくないですよね。腰の色が少しわかりにくいのですが、オリーブ色で上の写真の個体のように黄色くはないです。

ちなみにオスの成鳥はこんな感じ。

(成鳥は3枚それぞれ違う個体の写真です)

第一回冬羽から事故で換羽をした場合、成鳥と同じ色の羽毛が生えて来るみたいなのですが、今回の個体の場合はナチュラルに幼羽からの換羽で成鳥っぽい羽毛が生えてきたみたいです。

こういう個体は稀にいるようです。といっても第一回冬羽個体を何百羽も見てたぶんこれが2例目(スミマセン💦過去データを整理しないと正確な数字出せません)なので、雌雄比を半々としても1%に満たない確率だと思われます。

この時期のバンディングはまだ当地で繁殖している個体が残っていたり、幼羽の個体が残っていたり、すでに渡りが始まっている種がいたりで面白いのですけれどもね。今回調査期間を5日間も設定したのに満足に晴れていたのは初日の調査準備の日だけでした。成果が無いわけではないですが、放鳥数は伸びなかったです。少々不完全燃焼…。

また今月頑張ります。

ミソサザイの幼鳥。カワユイ♡

 

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2023年9月のorganicバザーロ

今月のサトツナギorganicバザーロ(マルシェ)です。

 

出店数は少ないのですが、草木染ワークショップや植物観察会など盛りだくさん!

下の図の場所でやってます。

福井市中手町です

この時期はちょうど夏鳥の渡りが賑やかになってくる頃。もし野鳥の観察ができそうならガクも野鳥観察会を行いますよー。

 

 

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夏鳥と花を堪能。赤兎

だいぶUPが遅れましたが、6月10日は鳥の調査で赤兎山登山だったのでした。

標高1629m。ピーク付近は亜高山帯で、普段見られない植物も多く、なだらかな地形にはところどころ湿地が見られます。

こんなところでもモリアオガエルの声が聞こえ、卵塊も見られましたよ。

記憶が正しければ夏季にここに来るのは3回目。やっぱりいいところ。

 

gakubounoniaru.hatenadiary.jp

今回はホシガラスは出てくれませんでしたが、ウソがとにかくサービス満点でした。

いつもは声ばかりだったのですが、今回何故か姿を見せてくれたうえにとまりっぱし。おかげでゆっくり写真が撮れました。赤ほっぺがキュートですよね。これはオスで、メスは赤ほっぺがなくもう少し地味です。

 

時期的に花も堪能。

ニッコウキスゲ

サラサドウダン

イワイチョウ

ツマトリソウ

マイヅルソウ

ミツバオウレン

ゴゼンタチバナ

オオバキスミレ

アカモノ

可憐な花が多いです。花の名前を知っていると、苦しい登山道も苦にならなくなりますよね。

小原峠から赤兎山までのブナ林も見ごたえがありまして。コルリ、クロジが多く囀っていました。

少し健脚向けではありますが、小原~赤兎山ルートは危険も少なく景色も良く快適なコースです。この日もかなりの登山客が多くて…そこはガク的にはマイナスなのですが、かなりおススメ登山道です。

 

 

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こんなにも天気がいいのに、あれ?なんで??

6月17日(土)に開催したサトツナギオーガニックバザーロですが。

梅雨時期にも関わらず好天に恵まれ、来客にも恵まれるだろうと期待したのですが…。数だけ見るとさっぱりでした💦曜日をずらしたのが悪かったのか、他にいろいろイベントが重なっていたのか…。

イベントの創作クラフトアートの方も、少数ながら参加したちびっこは夢中でたくさんの力作を生んでくれたんですけどねー。

子供たちと一部大人の力作です

クラフトアートで使用した材料

お店も、前回紹介したサバさんのソーセージパンを始め。

無添加。発色剤使っておりません!

ブラウニーズさんのオーガニックコーヒー(他、梅ジュースやシソスカッシュやブラウニーもあります)。

直前に豆を挽いてくれます。香り高いのです

どんつきさんの手作りコーラやハチミツかけ手作りアイスクリーム(放し飼いニワトリの有精卵使用)

人気のしょうちゃんハチミツも販売

今回はなぜか?多肉植物とトムヤンクンを販売してくれたおなじみイリコ屋さん。

大エビと自家栽培パクチー入りのトムヤンクン

そしてワタクシの鳥ブース。

受付も併用しておりますので雑然としておりますが、写真を置いておくと意外と話しかけてくださる方は多かったです。今回はサシバをフィーチャー。一度だけ近くで鳴き声とともに飛翔してくれて一部のお客さんには見ていただけました。

これ、反応良かったので次回からはもう少し展示のレイアウトとか考えて恒例化しようかと思っています。名付けて「ガクのBIRD ROOM」。

望遠鏡も置いております。この日は誰も見てくれなかった(いえ、サバさんは覗いてくれましたよ!)のでしんちゃんモデルにやらせ写真。

こんな感じで、機会があれば直にバードウォッチング、できなければ写真で上味見の野鳥紹介ができれば良いかな~と考えています。

小さなマルシェですが、皆こだわりがあって面白いですよ。機会があればお越しあれ~。次回は7月16日。

 

 

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いっぱんしゃだんほうじんサトツナギ

法人名でなんとなく五七五(笑)

 

6月11日に一応「田んぼってイーネ!」実施しました。が、参加者有りませんでした。問い合わせはあったんですけどねー。当日が天候不良で参加見合わせの方や、タイミングよく家族で風邪を患われた方とかが重なり、結局主催者のみでの作業となりましたわ。次回は7月2日予定。

gakubounoniaru.hatenadiary.jp

この時期あたりがモリアオガエルの産卵がピークだったようで、畔も木も卵塊だらけになって、ザクっと数えてみたら210個ほどありました。草陰に隠れているものとか重なって見えにくくなっているものとかを含めるともっと多いんだと思います。現在は続々とオタマジャクシが水域に入っていくとともに新しい卵塊もまだ産まれています。

ところで、明日は6月のサトツナギオーガニックバザーロなのです。定例では日曜日開催なのですが、事情があって今回は例外的に土曜日開催。イベントではクラフトアートの先生をお呼びしますが、それとは別にガクが野鳥の観察会めいたものも行います。

 

サシバが飛んでくれるといいんですけどね~。