佐渡で放鳥されたトキですが、10羽すべてにカラーマーキングがされています(翼へのペイントおよび色足環および数字のついた足環)。
腰に発信機も付けられていて、GPSで追跡もされています。
でも、なかなか足環を野外で識別するのは難しいですね。
小鳥だとカラーリングで個体を見分けて追跡したりしましたが、トキのカラーリングはふしょに付けられていたこともあり、地上で採食していると草で隠れて全然気がつきませんでした。
翼へのペイントも…青・オレンジ・黄・緑の4色のうちの2色の組み合わせで分けられていましたが…、青と緑が判りにくくて野外では判別がつけられませんでした。
写真の個体も足環を見る限り「06」という個体のようで、カラーペイントは「緑・黄」のはずですが、写真で見ても緑が青に見えます(←染料が黄と青に分裂してしまっているようにも見えますが)。
トキはパッと見は真っ白なんですけど、よく見ると白サギのような純白ではなくて、うっすらピンク色味を帯びています。
翼を広げると翼の下面がオレンジ色をしていて(いわゆる朱鷺色)とても綺麗なんですけど…、なかなか飛んでくれず、朱鷺色はほとんど見ることができませんでした(泣
今回の旅行中、計3羽のトキを観察しましたが、どの個体もほとんどの時間を採食に費やしてました。
腰に発信機も付けられていて、GPSで追跡もされています。
でも、なかなか足環を野外で識別するのは難しいですね。
小鳥だとカラーリングで個体を見分けて追跡したりしましたが、トキのカラーリングはふしょに付けられていたこともあり、地上で採食していると草で隠れて全然気がつきませんでした。
翼へのペイントも…青・オレンジ・黄・緑の4色のうちの2色の組み合わせで分けられていましたが…、青と緑が判りにくくて野外では判別がつけられませんでした。
写真の個体も足環を見る限り「06」という個体のようで、カラーペイントは「緑・黄」のはずですが、写真で見ても緑が青に見えます(←染料が黄と青に分裂してしまっているようにも見えますが)。
トキはパッと見は真っ白なんですけど、よく見ると白サギのような純白ではなくて、うっすらピンク色味を帯びています。
翼を広げると翼の下面がオレンジ色をしていて(いわゆる朱鷺色)とても綺麗なんですけど…、なかなか飛んでくれず、朱鷺色はほとんど見ることができませんでした(泣
今回の旅行中、計3羽のトキを観察しましたが、どの個体もほとんどの時間を採食に費やしてました。
佐渡旅行中日の11月23日は、ちょうど「トキの島再生研究プロジェクト 学術研究発表会」がトキ交流会館でおこなわれたので行ってきました。
九州大や新潟大他、いろいろな大学や機関が研究に参加しており、トキそのものの研究の他に、主な餌資源であるドジョウやカエルの研究や、餌資源を甦らせたり増やしたりする環境の研究など興味深い発表が聞けました。
谷津田の休耕田にビオトープを作っている↑
ビオトープにトキを誘引するためにデコイを置いている↓
九州大や新潟大他、いろいろな大学や機関が研究に参加しており、トキそのものの研究の他に、主な餌資源であるドジョウやカエルの研究や、餌資源を甦らせたり増やしたりする環境の研究など興味深い発表が聞けました。
谷津田の休耕田にビオトープを作っている↑
ビオトープにトキを誘引するためにデコイを置いている↓
さらに面白かったのは、トキとは直接関係のないところの「周辺社会との合意形成」の進め方の発表までありました。
トキのように、人間の生活圏に直接関わって生息する種の保全をするにあたって、とても興味深い発表だと思いました。鳥ばっかり追いかけてると人間とのコミュニケーションが下手になって行きますからね…(笑
トキのように、人間の生活圏に直接関わって生息する種の保全をするにあたって、とても興味深い発表だと思いました。鳥ばっかり追いかけてると人間とのコミュニケーションが下手になって行きますからね…(笑
余談ですが、これより先21日に福井県の「北陸公衆衛生研究所」へ、兵庫県の「コウノトリの郷センター」大迫義人先生の「コウノトリの野生復帰自然再生」という講演を聞きに行って来ました。
福井県と縁の深い、繁殖していた野生のコウノトリのことから野外へ放鳥し、自然繁殖し出したコウノトリの現状まで幅広いお話しを聞くことができました。
福井県と縁の深い、繁殖していた野生のコウノトリのことから野外へ放鳥し、自然繁殖し出したコウノトリの現状まで幅広いお話しを聞くことができました。