近年、福井県奥越地方では夏季にもチョウゲンボウがよく見られ、確か3年前(だったか)には大野市のお隣勝山市で繁殖が確認されています。
大野市でも、一昨年あたり(これも3年前かも)に巣立ったばかりと思われる幼鳥が保護されており、繁殖の期待がすご~く高まっているのですが、なかなか営巣地の特定にはいたっておりません。
「怪しいな」というところはあるんですけどね…。
3月31日にそこへ行ってみたら、やはりいました。チョウゲンボウのペア。
この近くで営巣するはずなんやけどなぁ。
↑メスです。
観察の間中、ずっと外にいました。まだ抱卵には至ってない様子。
カシラダカかな?
オスが獲物を持って帰ってきましたが、メスは受け取らずに他へ飛び去ってしまいました。
この日は1時間ほどの観察で交尾2回、飛翔時にオスのメスへの突っ掛かり(求愛飛翔)、トビへの攻撃等、なかなか濃い行動が見られました。
けれども…。
ワタクシ、長居しすぎたのか、オスのこの↓渋い表情。
睨まれてますよね…。
なので、もう少し見たかったのですが早々に退散しました。
ごめんなさい💦
(余談ですが写真見ても判る通り、人工構造物が建っているところでの繁殖ですので、人が近づいても自分に興味を示していない限りここの個体はそれほど人を恐れません。私のことも最初は気にしていない様子だったんですけどね…。それなりに距離はとっていたし。でも、1時間も注目されてるとさすがに気になったんでしょうね。次回はもうちょっと離れたところから見ないとね。)